修理のピアの納品

DSCN6381
昨日は先月から修理・クリーニングでお預かりしていたヤマハYUXの納品でした。広い敷地内にログ風の家があり雑貨がいっぱいのお家です。
DSCN6385
無事収まり、早速子供さんに弾いてもらいました。奥さんのご実家に長年置いてあったピアノですが、弾き手を得ていい響きがしていました。これから年々馴染んでいい音になっていくと思います。
DSCN6387
工房に帰ってから張弦の続きです。ほぼ弦張りも終わり少し先が見えてきました。50年前のピアノとは思えないほどピカピカです。張っている弦はすべてドイツ製の弦です。完成が楽しみになってきました。

ヤマハU1Eの弦張り

DSCN6375
だいぶ見づらいですが、弦圧(駒圧)を測っています。これから弦を張っていくのですが、弦の振動は真ん中に見える駒から響板に伝わって音として拡大されます。駒の位置は少し弦を押し上げるくらいがいいのですが、測って見ると殆ど水平。少しだけ鉄骨フレームを下げてやる必要があります。
DSCN6377
うまくしたもので、鉄骨フレームの下部には削って調整するように木が張ってあります。
その部分をわずかに削ってみました。
DSCN6376
これで丁度駒圧がでてきました。
この作業は弦を張る前に鉄骨フレームを外せる状態の時でないと出来ません。
DSCN6378
フェルト等を貼って張弦の準備です。
DSCN6380
丸いピンブッシュというカエデで出来た部品を鉄骨フレームの穴のところに打ち込んでいきます。
そのあと穴を開けていきます。今回使うチューニングピンは前のより少し太い7.10ミリ。穴の直径は6.8ミリにしました。丁度トルクがかかっていい感じです。
明日から弦を張りだします。どんなになるか楽しみです。

グランドピアノのハンマーファイリングと鍵盤調整

DSCN6370
今日はお預かりしていたグランドの鍵盤とアクションを持って取付と調整・整音・調律に行って来ました。良く弾かれる方なので、ハンマーの摩耗が激しく、今回少しきつめのファイリングをしました。
鍵盤関係は、これは今まで担当されていた調律師の責任でもあるのですがほこりと錆び、それに鍵盤の調整不足とで随分弾きにくい鍵盤になっていました。
DSCN6372
ピアノはカワイのGS50。大きいピアノです。低音の鳴りがイマイチ。高音が少しおとなしい。そんな感じでしたので調律でそのあたりを修正。ただ問題はところどころダンパー(音を止める機構)の効きが良くありません。ダンパーワイヤーを磨いたり、ワイヤーの通る穴を少し広げたり、いろいろしましたが、それでもまだ2~3カ所改善されませんでした。ダンパーの動きの要となる部品が湿気等で動きが悪くなっていると思われます。この修理はちょっとやっかいで、相当時間もかかります。また後日ということで終えましたが、何か心残りがします。先生にはすごく気に入っていただいたようで良かったのですが。


記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

piakobo

カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ