今年最後の調律シュバイツァースタイン

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今年最後の調律。昨日お問い合わせがあり今朝調律にいって来ました。シュバイツァースタインというピアノでシュバイツァピアノ技研が作っています。丁寧な作りで使っている材料も良質の部品です。倍音の鳴りかたも丁度いい感じで、耳が疲れません。私たちは調律の時に、弾いたその音ではなく、2オクターブ上の音や2オクターブ5度上の倍音を聞いて調律をするのですが、聞こえ方がピアノによって違います。このピアノは聞こえ方がごく自然で知らぬ間に最高音まで調律が進んでいたといった感じでした。
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奥さんが弾いておられるとのことで、なかなか時間が取れないと思いますが、弾き込んでいくともっともっといい音がでてくると思います。また来年が楽しみです。

響板の埋木修理

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昨日の続きで、響棒の接着はがれを修理し割れていた響板にはV字形の溝をつけて、そこに同じ材のスプルースをクサビ状にした木を接着剤をつけてたたき込みます。
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十分乾いてからノミで出ている部分を削り取り、平らにします。その後響板用のニスを何回か塗って完成。響板のむくり(反り)もちゃんと出ています。これで元のしっかりした音を出してくれると思います。

響棒はがれと響板割れの修理

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ヤマハのW101という木目ピアノが入荷。ただこのピアノ響棒と響板がはがれていたり、響板に深い亀裂が走っていたりで、大修理となりました。
まず弦をすべて外し、鉄骨フレームも下ろしました。画像では写っていませんが、この裏側の響棒から修理開始です。
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裏側の響棒を響板に圧着するのに、以前作っておいた治具が役に立ちました。
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これは裏側。響棒に2ミリほどの小さい穴を開け、ミュジックワイヤーを通して表側の治具に連結。
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ピアノのチューニングピンを利用してチューニングハンマーで締め付けていきます。多分100㎏ほどの力で引っ張っていると思います。完璧に圧着できます。
響板に亀裂が何カ所も走っていますが、これは明日埋木修理をして直します。
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