弱音装置(自作)を取り付けました。

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昨日ご紹介したヤマハのU3C,このピアノには弱音装置がついていません。いわゆる2本ペダルのピアノです。ご依頼者のTさんから弱音装置を付けて欲しいとのことで、部品作りからスタートです。弱音バーにはまだフェルトがついていません。バーが4~5センチうまく上下するように加減を見ながら作っています。右側のワイヤーを引っ張ってバーが上下する仕組みです。
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これは左側。抵抗なくスムーズに動くように工夫もしてあります。
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下からのぞき込んだところ。丁度消音装置の部品があったので、それを再利用。右のレバーを手前にすると弱音バーがあがり、奥に戻すとバーが下がってフェルトの上からハンマーが弦を打つので音が小さくなる仕組みです。頑丈かつスムーズに動いてくれます。大成功です。

ヤマハU3Cの修理

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52年前のヤマハU3C、先日工房見学に来られたKさんからの依頼です。知り合いから譲ってもらわれたピアノで、一目いいピアノです。ただ年数も相当なので直すところ満載ではあります。一つ一つ丁寧に直していきたいと思います。
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まずピアノを馬に乗せて仰向けにし、底板をはずします。
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ペダルもはずし、ピカピカになるまで磨きあげ、再び錆びないようにコーティング。もとに組み立てていきますが、この底板、1枚ものです。滅多に見ることがありません。ほとんどのピアノの底板は数枚の合板です。一番湿気の影響を受けやすく、合板の接着はがれのおきやすいところですが、原価を下げるためにいつの間にか合板が常識になっています。大切な響板までが合板で作られる時代ですから。ネジもすべて新しいのに交換しました。
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鍵盤の小口をはがしていたら、割れているのがありました。新しく貼って隣同士の白鍵を見ながら形を整えていきます。
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アクションの修理でハンマーを外していたら、ネジが錆びて粉を吹き出したような状態になっていました。上が磨いたあと、下がこれから磨くネジ達。
今日から娘も参戦して各部品をはずしたり、磨いたり、新しく貼り直したり、壮大な内職仕事がスタートです。

ヤマハUX3の納品

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ヤマハUX3、納品完了です。実家に置いて長い間使っておられなかったピアノですが、今回25年ぶりに調律もし、痛んでいるところを徹底的に直して調整をし、音も少しまろやかな感じに仕上げて全体的に新品のような状態になりました。和室に置かれるので、昨日アップした特製のパネルを敷きました。
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ぴったりと収まり、喜んでもらいました。

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