響板割れの修理

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古いヤマハのU1E。響板割れがいくつかあり、埋め木の修理をしました。
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ヒビの入っている箇所を専用の道具でクサビ状に削ります。
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そこへ同じ状態のクサビ状にした響板と同じ材質(スプルース)をはめ込みます。
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しっかりとボンドをつけて密着。
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さらに金槌で叩き込みます。
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出っ張った部分をカンナとノミで整えます。
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最後に専用のニスを塗って完成です。
弦を外し、鉄骨フレームを下ろし響板が剥き出しになったこの状態でしか出来ない作業です。
これで響板が1枚として豊かに響いてくれます。

可愛いおもてなし

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今日はヤマハのUX1の調律。1年前よりだいぶ落ち着いてきました。1時間ほどで調律をし、そのあと調整。鍵盤の高さを均一にしたりアクションの動きの精度をあげる調整です。鍵盤の高さを調整するのに0.04ミリ~0.3ミリくらいまでの紙を使って揃えるのですが、今回は5カ所ほどに0.04ミリの一番薄いパンチングペーパーで高さがきれいに揃いました。毎年しているとどんどん精度が上がってきます。
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このピアノの弾き手は幼稚園と小学校低学年の2人。春休みということもあって、調律をしている時もチョロチョロと顔を出します。途中、休憩してくださいということでテーブルを見ると二人の手作りのもてなしが。思わず写真を撮ってしまいました。

アポロピアノの修理

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ホームページからの問い合わせで先日ピアノの状況を京都まで見に行き、工房に修理で入荷したWさんのアポロピアノです。総アグラフを持つ高級ピアノです。ただ、湿気による錆びの進行と劣化、外装のキズ等、少し時間のかかる修理になりそうです。
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鍵盤も画像ではわかりにくいのですがヒビが入っていて、劣化が進行。ヒビが入っている鍵盤だけだと14~5カ所なのですが、原因が劣化ですので全部貼替えが必要です。
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それ以外もたくさん修理箇所があるのですが椅子を2脚お預かりしており、どちらも塗装修理が必要です。今日は天気も良かったので気分転換も兼ねて椅子の修理にかかりました。
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まず古い塗膜をすべてサンダーと手で落とします。
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生地がきれいに見えるまで隅々まで旧塗膜を削り落としました。あとこれからステインで元の色に染めていき、サンディングシーラーを吹き付け、水研ぎをし、5分つや消しの透明ウレタンで最終塗装になります。まだ時間がありますので今日は塗膜落としまで。ピアノ本体もいい感じになると思います。
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