グランドピアノオーバーホール完成間近

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ヤマハG2Eの張弦もほぼ終わり、音を止める「ダンパー」の製作にかかっています。部品屋さんから送られてくるのは画像のような1本物。それを自作のカッターで切っていきます。
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まだ途中ですが、1本の弦(低音部)を押さえるフェルト、2本(これも低音部)の弦を押さえる部品、3本の弦(ここは2種類の形のフェルトです)と、合計4種類のダンパーフェルトを作ります。
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張り終えた弦にダンパーを取り付けて行きます。いよいよ完成間近になってきました。18日にこのグランドを見に来られるので、それまでに何回も何回も調律をして弾いてもらえる状態にしていきます。音がでるようになってくると、作っている者としては瞬間瞬間が楽しくてたまりません。今回は超特急のオーバーホールですが、作業を早めるということも実は、無駄な動きをなくしたり、いろいろ工夫をしたりで、自分の技術力アップにつながると思いました。

騒音とピアノ調律

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今日は宇治市まで調律に行ってきました。初めてのお客様です。ヤマハのUX30、実家から持って来られて調律は昨年7月。状態はそう悪くはありません。ただ丁度カーポートの工事で、業者の方が来ておられ、調律作業中コンクリートをはつったり、電動工具の音で大変でした。
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すぐそばで工事をされてるので、音と振動がダイレクトにきます。ただ良く聞くと、音程は無く、雑音の塊のような音なので、調律に必要な音とはあまりかぶりませんでした。
他のお客様ですが、部屋の中に犬を飼っておられたケースは、大変でした。鳴き出すとほとんど音がとれません。ただこれもコツがあって、犬もずっと鳴きっぱなしでもなく、どこかで途切れます。その間を狙って、ささっと音を合わせていきます。毎年そんなお家が2~3件あります。
もっと大変なのが赤ちゃんの泣き声。これは泣き止むのをじっと待つしかありません。出来るだけニコニコとしながら。

ピンブッシュの打ち込み

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今日は午前中、徳島から運ばれてきたピアノの調律に彦根まで行って来ました。昼過ぎに工房に帰ってさっそく昨日の続きです。響板塗装が済んだ本体に鉄骨フレームをのせています。
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何十個もの大きなボルトでフレームを締めていくのですが、1本ずつ磨きをかけます。
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鉄骨フレームには穴が開いていて、その下にピン穴が見えます。このままチューニングピンを打ち込むと弦に引っ張られて保持できないので、カエデ材で出来たピンブッシュという部品を打ち込みます。
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穴は小さいので、7,1ミリ径のチューニングピンを打ち込むので、それより少し小さい6,8ミリ径の穴を開けます。
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1本だけ試しに入れて見ました。いい感じです。明日も同じような作業ですが、なんとか弦を張るまでしたいものです。というのは今日お伺いした彦根のTさま、フレンジコードがバシバシに切れていて修理でアクションを持ち帰りました。明後日はめ込みにいくので、明日はちょっと過激スケジュールになりそうです。
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