O先生のGS30、オーバーホールのため工房に入ってきました。
まずは正常な状態に。音出ししたり、ペダルの動きをみたり、さまざまな検査をします。このピアノはある時期、相当悪い環境下におかれ、その時のダメージが色濃く残っています。
錆、カビ、ほこり等々。特に錆の進行がひどいです。
ハンマーもこのありさま。
ローラーも相当変形してきています。よく弾いている証拠。
まず今日は弦をはずすために、全体の張力をゆるめます。ダンパーも全部はずします。
とりあえず、今日は出来るところまで。低音の弦は明日にでも名古屋の業者に送って、レスロー(独)の上にデーゲン(独)の銅を巻いてもらいます。最高の鳴りをめざして。
piakobo