GS30 002
弦も張り終え、今度は鍵盤の修理にかかりました。
鍵盤を取り出して検査していくと、ウェイト調整のための鉛の重りがごそごそになっていて、触るだけでポロッととれました。これは大変と、他の鍵盤をしらべてみると3分の1ほどの鍵盤で同じような状態が。
まあこれは最後に鍵盤の重さの調整をしていくときにまとめてなおします。
GS30 006
とりあえず先に進まないとダメなので、鍵盤のよごれを徹底的に取り去り、白鍵・黒鍵もバフで磨き、新しくナンバリングをしています。
GS30 013
新しく貼りかえるクロスは少し上等なカシミアブッシングクロス。こしがあって、しっかりしています。
GS30 014
とにかく鍵盤の真ん中のシーソー部分で88か所。鍵盤手前の裏のピンにあたる部分で88か所。計176か所を一つずつ貼っていきます。ここがしっかりすると弾いた時にスッキリ感が出て変なストレスが無くなります。