Ku1B 001
鍵盤の下にあるピンで真ん中のバランスピン88か所、手前のフロントピン88か所すべてきれいに錆をとり、ピカピカにしました。これで鍵盤の動きがスムーズになります。赤いクロスや緑のクロスも新しいのに交換しておきます。
Ku1B 003
全体の半分ほどがハンマーの動きが悪く修理しています。
Ku1B 006

アクションを取り付け音を出していると、キシンキシンと変な音が混じる箇所が。これはハンマーとシャンクという棒との接着が不良のため。ハンマーを専用の工具ではずします。
Ku1B 007
にかわでしっかりと接着。これで変な音は混じりません。
Ku1B 008
ハンマーもすべてファイリングし、整音も済ませ、鍵盤の高さや深さの調整をし、次はアクションの調整にはいります。この時点で、最初の音とは全く違う、深みのある音になっています。
アクション調整を徹底的にすることで、ppp~fffの音を揃えていきます。ここからが本番です。