吉川さんのピアノ 001
新しい工房での作業はずいぶんとはかどります。
手の届くところに工具や部品は整然(今だけ)とあり、作業のスペースも十分。まったくストレスを感じません。
一人で作業しているのがもったいないくらいの環境です。
京都のNさまのピアノだけでなく、YさんのヤマハUXも同時進行で作業しています。
赤いバットフェルトという部品。虫に喰われていたのを貼り替えました。
吉川さんのピアノ 002
劣化したブライドルテープも交換。
吉川さんのピアノ 005
鍵盤のブッシングクロスも張替のため、蒸気をあててはがしています。あまり長い時間蒸気をあてると、木の部分がはずれたりするので、加減が難しい。特にこのピアノの場合、クロスが形としてあまり残っていないので、その分とっかかりが無く、すごくはがしにくい。まあじっくりと腰を落ち着けて。明日も使ってあせらずにあせらずに。