2016_0220_142856-IMGP0094
今日ははじめてのお客さんで、ボールドウィンのピアノでした。
アメリカのメーカーで、今までにも何台か調律や修理をしていますが、このピアノも隅々まで凝った造りになっていて工芸品という感じがします。
ボールドウィンのハンマーパンク 001
音のほうはあまり問題は無かったのですが、低音部のハンマーの一部が写真のようにパックリと開いてしまっています。これではしっかりした音が出ません。普通、ハンマーと木とのはがれを防ぐためにリベットが打ち込まれているのですが、このピアノではありませんでした。
以前修理した同じボールドウィンも低音部の半分ほどがハンマーパンクでした。
時間がなかったので持ち帰って接着してねじ止めして修理することに。