U100ペダル 001
クリーニングと消音取付の依頼でお預かりしているヤマハU100。ペダルもピカピカにして組み立てていきます。上の画像は、金属同士があたる部分の雑音防止に使ってあるクロス。右がもう破れかけのクロス。左は新しい部品をいれて、これで大丈夫。ここのクロスが摩耗して雑音がでているピアノが結構多いです。
U100ペダル 002
こうなると赤いクロスはもう見えません。
U100ペダル 004
左右のペダルも組み込んでいきます。
U100ペダル 006
このペダル修理はピアノを寝かさないと出来ない作業。その時にネジもすべて新しいのに交換します。
U100ペダル 005
ヤマハの場合、底板の上の部分が3.8×45の長いネジ。下の部分が3.8×32の短いネジになっています。少し古い底板で、サビとかでネジ穴が広がっている場合は4.1径のネジにしたりもします。
実はこの底板のねじ止めをしっかりしないと、ペダルを踏んだ時にぎしぎしという雑音が発生したりします。わかっていても家庭では、ピアノを寝かして修理というわけにいかないので、工房にあるピアノは必ず寝かして修理しておくようにしています。