自作の専用の台(馬という)に乗せてピアノを仰向きに寝かせます。こうしないとペダルが取れません。底板をはずし、錆やほこりにまみれた部品をきれいにします。ペダルはコーティングしてあるので、剥離剤で取ったあと錆をとります。次回ピカピカになったのをみてもらいます。
2006年01月
自作の専用の台(馬という)に乗せてピアノを仰向きに寝かせます。こうしないとペダルが取れません。底板をはずし、錆やほこりにまみれた部品をきれいにします。ペダルはコーティングしてあるので、剥離剤で取ったあと錆をとります。次回ピカピカになったのをみてもらいます。
長年のつめの跡とかでくすんでいたのが、ピカピカです。鍵盤の横に付いた汚れもこの際きれいにします。手触りも抜群。
鍵盤の下の見えないところに、重要なパーツが。左は鍵盤の支点にあり、右は手前部分。ここが錆びると鍵盤の動きが悪くなる。実際ほとんどのピアノが錆びている。1本1本手で磨き、ピカピカに。(全部で88×2だから176本)これで鍵盤は驚くほどスムーズになる。地味だが手を抜いてはいけない作業でもある。
ハンマーをはずし動きの悪い部品を修理。これで気持ちよく連打ができる。
これはまた違う部品。ほこりやスス状の汚れで黒くなっていたが、すべて除去。きれいにピカピカにするのが先決。あと各部品の動きをチェック。良い状態になってきた。
カワイのBL71というピアノの再生依頼。年数は経っているが、特にどこが悪いという事はない。ただこれから15年、20年無事に活躍してくれるようにと思うと替えたい部品、直しておきたい箇所がいっぱい出てくる。まずはアクションをはずし、ばらばらに。2~3週間かけて新品のようにしていく。
記事検索
最新記事
月別アーカイブ
プロフィール
piakobo
タグクラウド
QRコード