2006年02月

ヤマハピアノ修理

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ヤマハピアノの修理依頼が入った。お孫さん(6歳)がレッスンを始めたので直して欲しいとのこと。31年前のU1Gというタイプだが調律がなんと24年前。半音ほど下がっていたので、まず1回目の調律をし、修理部品を持ち帰ることに。鍵盤もマジックとシールでぐちゃぐちゃ。小口も黄色く変色し変形しだしている。専用の治具で古い小口を取り、新しい小口をアセトンを塗り専用のクランプで圧着。ブルーに見えるのはビニールの保護紙。直接手が触れるところだけに、新品状態にしたい。鍵盤上面もこれから磨きをかけます。

自然素材の「にかわ」

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鍵盤にアクリライトを貼った後、バリを取ります。その時鍵盤の横もきれいにします。あとはクロスを貼っていきます。
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今まではボンドで貼り合せていましたが、今回は「にかわ」を使います。動物の皮や骨を煮詰めたもので、中国、ヨーロッパ、エジプトなどで紀元前から使われていた接着剤。
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日本でも1200年前の建造物に使われていたのが知られている。固形になったのが売られていて、温めて溶かして使います。ピアノでも昔のはほとんど接着剤に「にかわ」が使われています。ボンドなどと違って自然素材のため人体に影響がありません。

鍵盤貼替え

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鍵盤の材質はアクリライト。アセトンを木部に塗って貼りあわせます。右の方に見える治具(自作)に入れクサビで圧着。あとはバリを取ったり整形して完成です。あと2日ほどかかりそう。
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鍵盤をしながら蓋の修理・塗装を同時進行。白く印をしてある部分がキズ。小さな押しキズから大きな傷まで結構あります。パテで埋めてペーパーで水砥ぎをしてまったいらにします。
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これも同時進行で作業しています。部品を一つ一つ磨き、汚れをとり、動きを確認。動きが少しでもおかしいのはこの段階で修理しておきます。全部ばらばらにはずさないとこの作業は出来ません。こういうところをしっかりとやっておくと、あとが楽になります。なんでも88個。根気がいります。

BL61ペダル完了

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ペダルと周りのクロス交換は底板をはずさないと出来ません。おまけにカワイのペダルはメッキがしてあり、中で錆びているためまずメッキを取り除かないといけないので大変に手間。クロスはほとんどの場合、虫にやられています。すべて赤にかえました。4f0f430a.jpg
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ペダルはビニールカバーをしてあります。クロスの奥の白く写っているのは皮で、よく使うところなので皮で補強してあります。

リフォーム

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リフォームも完成して数ヶ月になるが、きれいなうちに写真に残しておこう。6畳と8畳の部屋をぶちぬいたので柱がのこっているが、天井、床、壁をすべてやり替え、キッチンと浴室、玄関の廊下もリフォーム。キッチン・浴室だけは据付を業者にしてもらったが、もちろん下地から仕上げも全部自前。大満足です。
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