2011年06月

白いピアノー下塗り開始

2011_0630_154829-CIMG4100

各パーツを耐水ペーパーで下砥ぎし、傷のあるところはパテ埋め。サンディングシーラーというウレタン塗料をエアガンで吹きつけ。塗料の濃度をうすめるのに、専用のシンナーを使うのですが、30度を超すこの暑さ、シンナーがすぐ飛んでしまうので少し揮発性の低い夏用のシンナーを急いで注文。いい感じで吹き付けができました。
このあと、完全に乾いてからまた耐水ペーパーで砥ぎ出します。明日か明後日にもう一度この工程の作業をします。そのあとやっと白の上塗りの工程に。まだまだ時間がかかりそう。

ピアノのアクション修理

2011_0619_150954-CIMG4077

フレンジコードというひもが経時変化でもろくなり次々に切れて、ハンマーが戻らなくなる、いわゆる連打ができなくなる状態に。20年以上のヤマハピアノに多い修理です。
2011_0625_084232-CIMG4081
これであと30年はもつでしょう。
2011_0619_150923-CIMG4076

ハンマーも弦の跡がざっくりと。音質もペタッとした感じになり、もっと症状がすすむとハンマー交換という大げさなことになり、今がファイリング(紙ヤスリでけずる作業)のぎりぎりの時期です。
2011_0625_084254-CIMG4083
新品のようになりました。
2011_0619_151240-CIMG4079

ブライドルテープという部品も切れかかってきています。これも交換。
2011_0625_084240-CIMG4082

ヤマハの純正です。赤いのは革製です。
全部完成させて今日、取り付けに行ってきました。
まろやかな良い音になりお客さまも大満足でした。

白いピアノ

2011_0619_134115-CIMG4075

いよいよ白に全塗装開始。その前にはずせるところは全て分解。ピアノのおもかげ全然なしの状態。
2011_0619_134025-CIMG4074
パネルや鍵盤のふたやなど、ばらすと相当なボリューム。
もちろんアクションや鍵盤等、塗装と関係ない部品もはずしてあります。
めざすは白の艶消し。
これから下地を整え、下塗りを2~3回ガンでし、上塗りへ。
合間の作業なので1か月くらいはかかるか。

センターピンの交換

2011_0614_134414-CIMG4070

今日は工房にあるピアノの修理。
このピアノ、半分以上が「ハンマースティック」という症状。
こうなると連打が効きません。ひどくなると「鍵盤が上がってこない」という状態に。
2011_0614_134646-CIMG4072

原因は→の関節にあたる部分のピンの錆や、その周りの赤いクロスの膨張で動きが悪くなるため。
2011_0614_134611-CIMG4071

直径1.275㎜の新しいピンに交換していきます。このピアノの場合、構造上いままでのピンの太さと全く同じでないとダメなので、赤いクロスの方の穴をほんの少し広げます。これで動きがスムーズになります。

鍵盤修理


2011_0606_153403-CIMG4046

2011_0606_153414-CIMG4047

調律にお伺いしているヤマハのピアノ、赤いクロスがだいぶ虫にやられ、白鍵小口も変形してきています。昨年お話しておいたので、今年の調律時には、すんなりと修理の依頼が。
2011_0608_101332-CIMG4051

きれいになりました。上面もバフ掛けし、ピカピカに。横側の木部の汚れもサンディング。
2011_0608_105929-CIMG4057

カシミアのブッシングクロスは、少し値段が高めですが、腰があってしっかりしています。バランスもフロントも最近は9ミリのを使っています。これで鍵盤のがたつきもなくなり、すっきりした動きになるでしょう。
記事検索
月別アーカイブ
livedoor プロフィール
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ