2011年07月

再会

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今から6年ほど前に大修理したピアノ。元大フィルのバイオリニストで、専属の調律師さんがついておられたので、当時ピアノを預かって修理まではしましたが、その後のメンテは気になりつつもお伺いはしませんでした。近々コンサートがあり伴奏のピアニストに来てもらうのに、きちっと調律をして欲しいとの久しぶりの電話。6年ぶりに再会してきました。なにせ半世紀以上も前のピアノ。おまけに調律もだいぶあいていてピッチは438。希望ピッチは442。慎重にピッチを上げながら、都合2回調律してやっといい感じに落ち着きました。

弦張りの準備

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低音部の巻線を名古屋の専門の業者に注文します。ドイツのレスロー弦に同じドイツのデーゲンの銅線を巻いてもらうよう頼みました。最高の組み合わせです。
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巻線が来るまで約1週間あるので中音~高音の張弦の準備。ピンブッシュというカエデの木で出来た部品をフレームに叩き入れて、新しいチューニングピン(7.00㎜)よりわずか狭い6.8㎜の穴を7度ほど傾けて開けていきます。
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シルバーメッキされた新しいピンを頭が28ミリ出る位置まで叩き込んでいきます。この辺の作業は結構力もいるし、根気も必要。なかなかその根気が続かない。今日はここまで。

鉄骨フレームの金粉塗装

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錆やよごれ、油分を取って、フレーム塗装専用の金粉を吹き付けします。
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ボルト類の錆を磨きます。特殊なネジなので市販品がありません。磨いて磨いてピカピカにするしかありません。
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無事フレームも元のところにおさまり、磨いたネジ・ボルトをつけました。まだまだ全行程の1割くらいで、これから細かい作業が待っています。

白いピアノ

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今日は一気に組み立てます。
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各部品の組み立てですが、実はこの時点で一部順序が逆になっており、途中で大きなネジが2本あまることに。
このあともう一回ばらして再度組み立しました。
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アクションもまだ未完成ですが、とりあえず入れてみました。
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鍵盤はまだはいっていません。譜面立は以前作っておいたのを白に塗装しました。
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一応こんな感じ。つや消しなのでおとなしい感じです。
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椅子も白に塗装しました。
あとはじっくりとアクションと鍵盤に手をいれていきます。

鉄骨フレーム

2011_0703_094930-CIMG4111今日は鉄骨のフレームをおろします。
まずたくさんのネジ・ボルトをはずしにかかりますが、これが結構かたい。ネジ頭をつぶさないよう、慎重に。












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ここのボルトも何とかはずれました。












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はずしたネジ・ボルトは後できれいに磨きます。















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クロスや各部品は形がすべて違うので、記録しておきます。











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天井に作り付けてあるチェーンブロックで鉄骨フレームをはずします。ピアノの重量の7割がこのフレーム。重い。すべて一人の作業なので、このチェーンブロックは助かります。
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フレームをはずしたあと、響板を磨きました。はじめは汚れでどろどろでしたが、磨くときれいになり、特に問題もありません。塗膜もしっかりしていますので、ニスの再塗装は必要ないようです。
今日はここまで。
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