2011年11月

ドロップ式アクション

昨日はヤマハのS2という背の低いピアノに、消音装置を取り付けに行ってきました。

消音取付(ドロップ式アクション) 005

ドロップ式アクションと言って、ハンマーの位置が鍵盤の高さとほとんど同じ。ハンマーの下についているアクション部分が完全に下の方に沈没。この写真はふたを開けた状態です。
このアクションを出したりまた取付たりの作業が、恐ろしく大変。
ドロップ式アクションと聞いただけで「取付出来ません」という心理がよくわかります。
消音取付(ドロップ式アクション) 001

鍵盤の下はこんな感じ。センサー部分が超薄型なので、このタイプのピアノにも取付可能になりました。
このあとコントロールボックスとか、配線とかいろいろやって、おおよそ4時間半で完成。
生の状態では恐ろしく音が狂っていたので調律にかかりましたが、実はこれがまた大変。
チューニングピンにハンマーを入れただけで音が狂う箇所が何か所もあり、おまけに高音部分は消音のストップバーを付けた関係で調律の際に止音に使う工具が全く入りません。
このピアノ用に工具を特別に作って再挑戦です。

消音装置ーマジックスター

消音装置 002

今週、ヤマハのピアノに消音装置を取り付けに行きます。
縮小予算ということでマジックスターのGT-2Sという機種を選択。10万ちょっとでピアノが消音のピアノになるという、お手頃でなおかつ、すぐれものです。
消音装置 001

たくさんの部品があり、取り付けも結構面倒ですが、さらに悩ましいのは今回ヤマハのピアノといってもS-2というタイプの、アクションがダウンアクションといって相当めずらしいタイプです。
メーカーに問い合わせてみると、取り付け例は無いとのこと。注文主はなんとしてもつけて欲しいとのこと。
また金ノコやヤスリ等でゴリゴリ修正して、現物合わせで取り付けるほかありません。
取付の様子はまた次回のブログで。

KG3Cの筬(おさ)の修理

KG3C

カワイグランドピアノKG3Cのオーバーホール。鍵盤のシーソーの運動をしている支点のピンが錆びています。
これを新しいのに交換します。太さはメーカーによって変わります。
バランスピン

バランス(真ん中)だけでなく、手前のフロントピンもすべて抜きました。手前は鍵盤の横ブレをふさぐためで、バランスピンとはすこし形状が違います。鍵盤が乗る枠(筬・・・おさ)を徹底的にやりなおします。

バットスプリングの交換

003

クリーニングで預かっているピアノ。中を分解していくとバットスプリングという部品が黒くなっている。
以前ネズミが入ったということなので、ピアノの中でネズミが走り回りおしっこをかけたりして、金属部品が錆びてしまうことがよくあり、このケースも、指で触るとボロボロ。
KG3CFピン

新しいスプリングに取り換えました。
このスプリングが破損すると一度目は音が出ても2回目の音が出ません。
今回は破損した(あるいは破損しそうな)14か所のみの交換。本当はタッチを揃えるためにも88か所すべて交換するのがよいのですが。
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