2014年02月

白鍵の貼り替え

アポロ 鍵盤 003
はじめは耐水ペーペーで汚れをとり、バフ掛けで磨いていましたが、変色した部分や長年弾き込まれて真ん中がくぼんだ状態の鍵盤も多く、この際思い切って新しく貼り替えすることに。
アポロ 鍵盤 006
古い白鍵をアイロンをあててノミで取り除きます。
アポロ 鍵盤 005
きれいに取れました。鍵盤材としては良い木が使われています。
アポロ 鍵盤 007
もともと貼ってあった白鍵は寸法的にはヤマハとカワイの丁度中間で、貼ってから幾分調整が必要。
カワイ用は手前の部分が50ミリ、ヤマハ用は52㎜。この鍵盤は51㎜。
アポロ 鍵盤 008
アセトンという溶剤で接着し、治具にいれて圧着。
アポロ 鍵盤 009
もとの部品が少し大きめに作ってあるので、やすりで削ってぴったりの大きさにし、本体にはめてみました。
だいぶ手間のかかる作業ですが、これで気持ちがしっくりしました。
明日は残る外装パーツの磨きと調整をします。

アポロピアノの修理と塗装

アポロ 001
ブライドルテープという部品を交換しました。アップライト特有の部品で、ハンマーの戻りを助けます。
アポロ 003
これもハンマーの戻りを助ける部品で、スプリングです。50年も経つと金属関係は交換が必要です。
アポロ 002
ハンマーフェルトもきれいに、新品のようになりました。
アポロ 005
下塗り~砥ぎ~中塗り~砥ぎ~上塗り~砥ぎ・・・と、塗装といってもピアノの場合は鏡面塗装という
最高級の塗装方法なので、手間と時間がかかります。
やっと最後の水砥ぎをすませたところ。
アポロ 007
バフ掛けを繰り返しして、だんだんと周りの物が写るようになってきました。
明日は鍵盤の蓋やもろもろの鏡面仕上げにかかります。

アポロピアノのアクション修理

US50納品とアポロ 002
消音を取り付けたUS50,無事マンションの12階に納品出来ました。Kさんの部屋は
音の響き方も丁度良い感じです。できるだけ生で弾いてもらい、状況に応じて消音を使ってもらうといいですね。
アポロ ハンマーファイリング 001
今度はTさんのアポロの修理。
ハンマーフェルトがだいぶ使い込まれています。
アポロ ハンマーファイリング 003
ファイリングといって、ペーパーで形を整えます。これでハンマーの弦にあたった時の瞬発力も正常になり、
音も輪郭がでてきます。
US50納品とアポロ 005
ハンマーの根元にあるフレンジという部品で、関節の役目をするところ。
ここの赤いクロスやピンが錆びたり湿気で膨らんだりで、動きが悪くなっています。
50年経っているので、この際88か所全部のセンターピンを替えました。
US50納品とアポロ 006
今回アクション関係は相当手を入れました。
まだ組み込んでいませんが、動きは軽やかになっているはずです。同時に今後数十年は修理する必要もなく元気に動いてくれるでしょう。

消音ユニットGENIOの取り付け

US50消音取付 001
鍵盤の下にキーセンサーを取り付けました。
以前に比べると超薄型。
カワイのピアノの場合、筬という鍵盤の下の棚があるため以前は切り取ったりしていましたが、今回のは
そのままで取付できます。
US50消音取付 002
ハンマーストッパーというバーも取付完了。
これもカワイのUSタイプの場合、左の腕木の奥が部品を干渉するので、結構やっかいでしたが、このシリーズでは改良されています。
US50消音取付 005
初期設定も終わり、各部の機能の確認。
コントローラーも薄型になり、奥に引っ込めることが出来、邪魔になりません。
今回の新シリーズは、良く改良されていますが、デモ曲が無いのと、録再機能がありません。
もっとも外部出力端子から利用すれば問題はないのですが。
最終調整をして、明日Kさん宅に納品です。

50年前のアポロピアノの塗装

アポロ
時間のかかる塗装からスタート。
鍵盤のふただけで、100か所以上の小傷。
専用のパテで埋めて、乾いたところを平らに整えます。
アポロ (2)
本体の方も同じような感じ。
特に角がやられていました。
このあと、下地を2~3回塗り、中塗りを2回、最後にポリウレタン塗装をします。
記事検索
月別アーカイブ
livedoor プロフィール
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ