2015年01月

椅子の製作

椅子の製作 001
新しい工房で4月5日にオープニングコンサートを企画中。来ていただいた方に座ってもらえるよう、椅子を作りはじめました。材料は建築中の工房で大工さんから余りものを結構たくさんいただき、それらを工夫して使います。
椅子の製作 002
まず長い柱等の材料から必要な長さに切り分けます。
椅子の製作 003
幅もあり過ぎなので、同じ厚さに揃えます。
椅子の製作 004
ほぞを作っているところ。
椅子の製作 005
ほぞ穴、はば9㎜で深さ25㎜。結構たくさん穴あけが必要です。
椅子の製作 006
14~5年前に買ったほぞ穴あけ機、まだまだよく働いてくれます。
椅子の製作 008
各パーツを組み立てました。頑丈です。まだ座面は乗せていませんが、とりあえずこれを15脚今月中に製作の予定。妻は赤い椅子にしたいとか言っていますが、どうなることやら。

ヤマハU1Aの修理とクリーニング

重田さん 017
ホームページからお問い合わせいただいたSさんのヤマハピアノ、作業も順調にすすみ整調作業にはいっています。画像は鍵盤の高さを揃えているところ。真ん中の赤い丸いクロスの下に何種類かの厚みの紙を入れて高さを調整していきます。手前の薄いブルーの丸い紙は厚さ0.08㎜。このあと微調整で0.04㎜の紙も使います。
最後に3回目の調律をして20日に納品の予定。Sさん、いましばらくお待ちください。
ホームページですが、http://www.piakobo.jp です。

10日えびす

十日えびす 004
10日に京都のえびす神社に行ってきました。花見小路からえびす神社まですごい人出で、賑やかな中に活気がありました。今年は新しく工房もオープンするので「商売繁盛」をお願いしてきました。
えびすさんは少々耳が遠いようで、本殿の横にある板塀をコンコンと叩きながらお願いごとをしました。
そんなに繁盛はしなくとも、私達夫婦や家族がみんな健康でいられたらなあと思いました。

ヤマハU1Aの修理

重田さんU1A 009
昨年暮れに続いて今年も早々にホームページからのお問い合わせ。ご実家にあるピアノを、子供さんがレッスンを始めたので直して使いたいとのこと。見積もりに行ってきました。
ヤマハのU1Aという器種で、昭和63年が最終の調律でした。相当狂っていました。ただ大事に管理されており、状態はすこぶる良好。直すべきところはありますが、ピアノそのものはいい感じです。
早速工房に入れてもらい、作業開始です。
重田さんU1A 021
まず白鍵の小口が黄色く変色していたので、すべて取り外しました。ヤマハのAシリーズからは小口の材質が替わっており普通のやりかたでははずせません。特殊な機械を使ってきれいにはがしました。このあと、新しい小口を貼りつけていきます。
重田さんU1A 019
ハンマー部分もすべて取り外していきます。
重田さんU1A 014
フレンジコードという部品が劣化してぼろぼろ状態。スプリングがはずれてしまって、この状態では連打ができません。分解してすべて新しい部品に交換していきます。
重田さんU1Aその2 001

専用の「うま」に乗せてピアノを寝かして底板をはずします。ネジが何本も錆で切れました。はずしたネジは全部新しいネジと交換します。
重田さんU1Aその2 003
底板をはずしてペダルを取ります。
重田さんU1Aその2 006
専用のコンパウンドを付けながらバフ掛け。左が研磨したペダル。このあとコーティングして、再び錆びないようにします。
今日はここまで。結構作業がはかどりましたが、まだまだたくさんの作業が待っています。
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