2015年07月

黒いピアノを木目のピアノに

二宮さんのピアノ 004
京田辺市のNさんの依頼で、45年前のヤマハの黒いピアノを木目のピアノにするのに、バラバラに分解。
もう少し古いと、きれいな木目が出るのですが、この年代は微妙。多分部分的には、難しいパーツもでてきそう。
Nさんの、たっての願いというか夢なので、なんとかチャレンジしてみます。
黒の塗装というのは、ポリウレタンで、その下にポリエステルの硬い下地の層が。このポリエステルの層が厚く、またすごく硬いのでサンダーで根気強く落としていきます。そのあとに木の層が出てくる予定なのですが。
これから毎日少しずつ削っていきます。
二宮さんのピアノ 003

4台同時進行

上中さまU3C 005
工房では、4台同時進行で作業がすすんでいます。これは先日ホームページでお問い合わせを頂き、修理依頼をされた、Uさんのピアノ。昭和39年製のヤマハピアノです。
維持管理が相当良かったのか、大きな故障は見当たりません。ただ、経年変化というか劣化した部品がそこそこあり、その交換と調整をしっかりとしてやれば、まだまだ使えそうです。底板をはずしてペダル関係を修理しているところです。
細かい部品を削ったり、はがしたり、新しく貼ったりという作業(ほとんど内職的な作業)に妻が参上。根気のいる仕事ですが、黙々としてくれていて、ほんとに助かります。

ライアーという楽器に出会う

二宮さんライヤーいろいろ 004
先日はHPからの依頼で、京田辺市に調律に行ってきました。たまたま、これもHPからの依頼でピアノを芦屋から京田辺市に運んで塗装・修理をお聞きしているNさん宅がお近くなので、空いた時間にお伺いしました。
Nさんはドイツ人のパートナーが製作される楽器「ライアー」を東京や九州で広める活動もされています。
京田辺市が製作工房で、いろんな「ライアー」を見せていただきました。
二宮さんライヤーいろいろ 002
厚い板状の木をくりぬき、弦を張って、音を出します。これがすごく気持ちのいい音で、ひざの上に置いたりして音を出すので、音の振動を体で感じます。特別に曲を弾くとかではないのですが、いわゆる「ヒーリングミュージック」という感じで、癒されます。
Nさんも又11日からドイツに行かれたので、帰ってこられる9月までに、お預かりしたピアノの修理と塗装を頑張ります。「ライアー」に合う響きのピアノに仕上げたいと思います。

弦の入れ物

レスロー弦 001
弦を張りかえる時、いつもドイツのレスロー社の弦をつかっています。最高の弦で、落ち着きも良く、音の伸びもきれいです。いままでは500㌘巻という写真の右のを使っていたのですが、結構早く無くなるので2㌔巻の左のに順次変えていきます。
ピアノの場合、高音から低音にかけて弦の太さもすこしずつ太くなっていきます。一番細いのが0.775㎜。番手で13番。
0.025㎜ずつ太くなって、上のは0.975㎜で番手が17番。17.5がちょうど1ミリで真ん中のドのあたりに使います。
レスロー弦 002
この弦を入れる箱も当然要るわけで、試作品を作ってみました。
レスロー弦 003
こんな感じになります。これを20個ほど作るわけですが、手のリハビリも兼ねて、少しずつ暇をみつけては作っていきます。
明日は京田辺市まで調律に行ってきます。
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