2017年11月

にぎやかな工房

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今日はカワイのNo500というグランドピアノの調整や弦を張り終えたアップライトピアノKS1Aのピッチ上げをしながら、Yさんからお預かりしているアトラスピアノの修理をしました。ピアノを寝かして底板を外し、ペダルを取り出して磨きをかけています。
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きれいになるもんです。鏡のようにピカピカになります。この後、錆びないように専用のコーティング剤を吹き付けます。
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弦の錆びやチューニングピンの錆取り等は9月からスタッフに入った娘がやってくれました。2年ほど前から時々手伝いに入ってもらってますが、その時から今までにすでに何台もやっているので安心して任せられます。
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こちらは鍵盤が乗る棚。鍵盤の下には前と真ん中に動きをコントロールする「キーピン」が打ち込まれています。ここが錆びると鍵盤が重苦しい動きになります。磨き剤をつけながら1本ずつ磨きます。いつもは娘の分担ですが、今日は妻がやってくれています。もう何年も前からやっている作業なのでこれも安心して任せられます。ただ細かいところに気がいくタイプですので、すこし時間がかかりますが。
昔は私一人でコツコツとやっていましたが、いまはワイワイガヤガヤと時間を忘れるくらいです。
ちまみに工房の中は1日中音楽(おもに軽いジャズ)が流れています。

象牙鍵盤の漂白

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数日前にお預かりして修理にかかっているアトラスピアノ。鍵盤が象牙で、相当黄ばんでいました。
今日は朝から雲一つ無いいい天気。さっそく象牙の漂白をしました。
白鍵の上にガーゼを乗せてその上から筆で「過酸化水素水」を塗ります。手に付くとピリピリとします。劇薬扱いですので薬局で申請書に必要事項を書かないと売ってくれません。
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黄ばんでいた鍵盤も真っ白になりました。これで40分間隔で3回ほど漂白しています。
この後バフがけをしてさらにきれいにします。
この象牙、継ぎ目もなくいいのを使っています。これだけでも値打ちですね。

昨日も1日大阪で仕事

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昨日は朝から大阪関係の調律に。このピアノは昨年初めに修理をしたヤマハのU1、製造番号が319577という昭和39年製のピアノです。今回で2回目の調律ですが、とてもそんな古いピアノだとは思えないほどしっかりとしたいい音を出してくれます。
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外装も相当痛んでいたのですが濃いめのマホガニーで一部塗装し直し、部屋に置くとほんとにいい感じです。
2件目は大阪平野区のYさん宅にお伺いしました。ヤマハのU3Mで、以前私が消音を取り付けたピアノです。Yさんといろんな話で盛り上がり、結局写真を撮り忘れて帰ってしまいました。すごくいい音に仕上がってきて、ピアノが成長しているというのが実感でき、私もYさんも満足の一日でした。また来年伺います。古いピアノでも手をいれてやるとまだまだ成長するんです。

ミニチュアイーゼルを作ってみました

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黒鍵の黒檀への張替えと調整をすべて終え、箱に入れた状態です。なにかキリッとしまって見えます。
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材料メーカーから送られて来た包装紙に材料名が貼ってあったので、切り取り、木に貼ってイーゼルに乗せてみました。
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このイーゼルも手製で身近にあった割り箸を加工してマホガニー色に塗りました。
黒檀鍵盤に張替えた記念にKさんにプレゼントです。近日中にお届けします。


黒鍵を黒檀に変更

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調律にお伺いしているKさん、鍵盤のがたつきがあり、ブッシングクロスを張替えています。鍵盤を工房に持ち帰り作業しますので、ついでに念願だった黒鍵を黒檀に替えて欲しいとのこと。
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1本ずつアイロンではがしていきます。
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今回張替えるのはドイツ製の高級黒檀。希少な材料なので年々高くなっていきます。
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手前が普通の樹脂製の黒檀。画像ではわかりにくいですが触った感じが全く違います。
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裏側。樹脂製は裏が空洞になっていて周りに接着剤をつけて貼ってあるためはがれたり浮いたりしやすく、雑音の原因にもなっています。右側は天然の黒檀。質量感も全く違います。
黒鍵を黒檀に変更したい方は結構あるみたいですが、その価値は十分あると思います。
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