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今日はカワイのNo500というグランドピアノの調整や弦を張り終えたアップライトピアノKS1Aのピッチ上げをしながら、Yさんからお預かりしているアトラスピアノの修理をしました。ピアノを寝かして底板を外し、ペダルを取り出して磨きをかけています。
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きれいになるもんです。鏡のようにピカピカになります。この後、錆びないように専用のコーティング剤を吹き付けます。
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弦の錆びやチューニングピンの錆取り等は9月からスタッフに入った娘がやってくれました。2年ほど前から時々手伝いに入ってもらってますが、その時から今までにすでに何台もやっているので安心して任せられます。
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こちらは鍵盤が乗る棚。鍵盤の下には前と真ん中に動きをコントロールする「キーピン」が打ち込まれています。ここが錆びると鍵盤が重苦しい動きになります。磨き剤をつけながら1本ずつ磨きます。いつもは娘の分担ですが、今日は妻がやってくれています。もう何年も前からやっている作業なのでこれも安心して任せられます。ただ細かいところに気がいくタイプですので、すこし時間がかかりますが。
昔は私一人でコツコツとやっていましたが、いまはワイワイガヤガヤと時間を忘れるくらいです。
ちまみに工房の中は1日中音楽(おもに軽いジャズ)が流れています。