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今日は大阪西成区~高槻市~京都伏見というハードスケジュール。いずれもピアノレンタルのお客様でサービス調律です。納品して半年なのでそんなに狂ってはいないだろうと思っていましたが、3軒とも
狂いの箇所は違いますがやはり環境が変わったという意味での変化がだいぶありました。
1軒目は西成区のIさんですが、ピッチが少し上がっていました。大体は下がるほうが多いのですが、湿気が多いと響板が膨張し弦を引っ張ってピッチが少し上がり気味になります。よく聞くと加湿器をいれているとのこと。2軒目は高槻市のSさん。ここはカワイの消音ピアノです。ここも少し湿気が多い感じです。鍵盤の動きがもったりとしたところがあります。調整をしておきました。
3軒目は京都のHさん。ここも消音ピアノです。しっかり調整をして出荷したはずなのに、結構調整がずれていました。鍵盤に手が触れた瞬間、ピアノの中ではハンマーが動き始めないといけないのですが、ほんの少し間がありました。よく弾いておられる証拠で、お聞きしたら毎日30分以上は弾いているとのこと。奥さんも使われるので余計に狂いが大きかったのかも。少し時間をかけて調整をしておきました。多分反応が良くなったのが分かってもらえると思います。
ピアノも1台1台様子が違いますし、年によっても変化しています。その辺を感じて調整をしていくのも面白いところです。